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ミスティック・リバー

「ミスティック・リバー」
2003年
アメリカ映画
クリント・イーストウッド監督

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この映画は、クリント・イーストウッドの独善性が如実に表れた作品だ。

なにしろ、一番いい人のはずのティム・ロビンスが殺されてしまうからだ。大した理由もなく殺されちゃう。とってもかわいそうだ。殺す側のショーン・ペンはとっても気が短くて、悪い人だ。でも、悪い人なのに悪い人として描かれておらず、罰せられることもない。

こういう矛盾は、同じくショーン・ペン主演の死刑制度反対映画「デッドマン・ウォーキング」と相通じるものがある。この二作品に共通しているのは、犯罪者がちゃんとした裁きを受けることに抵抗しようとする、ねじ曲がった正義感である。

もうちょっと犯罪被害者のことを考えてほしいものだ。

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