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グリーンマイル

グリーンマイル
1999年 アメリカ映画
トム・ハンクス主演

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この映画を「名作」だとか言ってしまう人がいるのは、にわかに信じられない。しかし、確かに大勢いる。自分の周囲にもいる。一方、この映画を大嫌いな人も大勢いるのも事実である。

この映画はとにかく、ご都合主義だ。「えん罪」や「差別」をテーマにしたシリアスなドラマなのだが、途中から突然、ファンタジーになってしまう。監獄にいて無力のはずの主人公に超人的な力を持たせることで、話がこんがらがってしまっているのだ。

シリアスなドラマなら、そのまま筋を通すべきである。筋を曲げて飛躍するのは、創造力の欠如を自ら認めているにすぎない。結局、主人公のおじさんは罪人なのか、そうでないのか、それすら思い出せないほど、強引さばかりが目立つご都合主義映画だ。

トム・ハンクスは大好きだ。歴史に残る名役者であろう。でもこの作品はいただけない。

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